男性上司への退職祝いは、5,000〜15,000円の名入れ実用品が向きます1。 定年・転職を問わず「次の場面で使えるもの」は相手の日常で稼働し、 名入れは記念性と実用性を両立できるからです。

本記事では相場・タイプ別の選び方・候補商品5点・マナーまでをまとめます。 迷ったら関係性別の選び方から、ご自身のケースを絞り込めます。

選び方の考え方

男性上司への退職祝いは、「定年か転職か」「個人で贈るか有志で贈るか」「相手の年代」の3軸で整理すると候補が絞れます。 それぞれ意味する状況が違うため、同じ予算でも選ぶべき品が変わります。

定年退職と転職退職で考え方が変わる

定年退職は、長年の労働を終える節目の場面です。 これからの暮らしで時間に余裕が生まれるため、 家でゆっくり使える嗜好品(日本酒・コーヒー器具)や、 趣味の時間を支える道具(タンブラー・万年筆)が選ばれやすくなります2

一方、転職退職は次の職場で働き続ける場面です。 ビジネスで日常的に使える実用品(名刺入れ・ペン・ボールペン)の方が、 新しい環境にすぐ馴染みやすくなります3。 家にこもる前提の品は、まだ第一線で働く相手には合いません。

迷ったら「相手の次の生活で、毎週手に取る場面があるか」で選びます。 場面が想像できる品は相手の暮らしに残り、想像できない品は受け取った後に困らせます。

個人で贈るか有志で贈るか

個人で贈る場合の相場は5,000〜15,000円が目安です1。 深い関係性や直属の上司の場合は、10,000〜20,000円まで上げることもあります2。 品としては名入れ実用品1点に絞ると、贈り主の意図が伝わりやすくなります。

有志で贈る場合は20,000〜50,000円程度に上がるため4、 カタログギフトや少し高価な単品に切り替わります。 個人と有志の予算帯は重なりが少なく、選ぶ品のジャンルも変わります。 本記事では個人で贈る場合(5,000〜15,000円)を中心に扱います。

年代(50代/60代)で品の方向が変わる

50代の男性上司は、転職退職のケースが多くなります。 ビジネスシーンで使い続ける品(名刺入れ・万年筆・革小物)が合います3。 若々しい印象の素材(マットブラック・濃紺)が選びやすい年代です。

60代の男性上司は、定年退職のケースが中心です。 家での時間を支える嗜好品や、趣味で使える道具が合います2。 落ち着いた色味(オリーブグリーン・木目・深い茶)が馴染みやすく、 派手な装飾よりも素材の質感で語る品の方が長く使われます。

どちらの年代でも、職場で使っていた品の延長線にあるものは避けます。 「会社員時代を思い出させる品」より「次の場面で新しく使える品」が、相手のこれからの暮らしに残ります。

主役商品の紹介:サーモス 名入れタンブラー400ml 真空断熱

主役として推す候補は、サーモスの真空断熱ステンレスタンブラーに名入れ彫刻を施した一品です。 サーモスは魔法びんの技術で知られるブランドで、真空断熱の保温・保冷に強みを持ちます。 容量400ml、ステンレス真空断熱構造、名入れ彫刻に対応した実用本位の作りで、 多くの購入者に選ばれてきた出品です。

主役商品
名入れタンブラー400ml 真空断熱(彫刻対応)
サーモス

名入れタンブラー400ml 真空断熱(彫刻対応)

  • 容量400mlはビール中瓶1本・マグカップ2杯に相当します。家飲みでも仕事中の珈琲でも一度に注ぎ切れる容量です
  • 真空断熱構造で結露しにくく、デスクの書類を濡らしません。職場でも家でも使い続けやすい実用性があります
  • 名入れ彫刻は裏面か底面を選ぶと目立ちすぎません。表面に大きく入れると贈り物感が強くなり、日常使いの妨げになることがあります

¥4,400(楽天・名入れ込み)

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なぜ男性上司への退職祝いに合うのか。使える場面の広さ・実用性・実証データの3つで見えてきます。

まず、定年でも転職でも使える汎用性があること。 家でビールを飲む場面にも、デスクで珈琲を飲む場面にも対応します。 次に、ステンレス真空断熱構造で保温・保冷の実用性が高く、 日常使いの頻度が上がりやすいこと。 最後に、多くの購入者に選ばれてきた実績があり、 名入れ彫刻の仕上がりや実用性を多くの人が確かめてきたこと。

価格は名入れ込みで4,400円です。 個人で贈る5,000〜15,000円帯の下寄りに収まり、 飲み比べの酒や花束と組み合わせて贈り物の構成を作りやすい価格でもあります。

候補商品5品

主役商品が相手に合わないと感じた場合の代替候補を5点挙げます。 タイプ別に選び分けることで、相手の場面に合った1点が見つかります。

純米大吟醸 飲み比べセット 720ml×2本|日本酒を嗜む60代向け
八海山+久保田
純米大吟醸 飲み比べセット 720ml×2本|日本酒を嗜む60代向け

定年退職の60代男性上司で、日本酒を嗜む相手に合う候補です。八海山と久保田はどちらも新潟を代表する銘柄で、純米大吟醸の720ml瓶を2本飲み比べできるセットです。価格は7,160円で、個人で贈る相場帯に収まります。

家での時間が増える退職後の暮らしに向きます。720ml瓶2本は1〜2ヶ月で飲み切れる量で、冷蔵保管の場所を取りすぎず、賞味期限の長さも実用的です。銘柄で選ぶ基準が相手に伝わりやすいのも嗜好品ならではの利点です。

合わないのは、日本酒を飲まない方や、健康上の理由で禁酒している方です。事前に飲酒の有無を確認できない場合は、嗜好品ジャンルを避けて別の候補に切り替えます。

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サライの贈り物 翡翠コース|好みが読めない場合の汎用候補
リンベル
サライの贈り物 翡翠コース|好みが読めない場合の汎用候補

相手の好みが読めない場合や、有志で贈る場合の汎用候補です。リンベルとサライが監修する総合カタログで、男性の上司・退職祝い向けに編まれたコースです。価格は11,990円で、個人贈呈の中心帯に収まります。

相手が自分で選べるため、好みのミスマッチが起きません。配送日を相手が指定できるため、受け取りの負担も少なくなります。有志で20,000〜30,000円帯にする場合は上位コースに切り替えられ、メッセージカードも無料で添えられます。

カタログの体裁が向かないのは、選ぶ手間自体を負担に感じる方や、欲しい品が見つからないと不満に感じやすい方です。深い関係性の上司には、カタログより1点に絞った品の方が気持ちが伝わります。

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ブライドルレザー 名刺入れ|ビジネスシーンで使い続ける革小物
ボーデッサン
ブライドルレザー 名刺入れ|ビジネスシーンで使い続ける革小物

転職退職で新しい職場でも使う、ビジネスシーン直結の候補です。ボーデッサンのブライドルレザー名刺入れは、英国伝統のブライドルレザーを使った日本製の革小物です。価格は14,300円で、個人で贈る相場帯の上限に収まります。

初対面の挨拶で毎回手に取る道具のため、贈り物としての実用度が高い品です。ブライドルレザーは使うほど艶と色が深まる革で、経年変化を長く楽しめます。落ち着いた色味で、職場でも違和感なく使える質感です。

名刺入れが向かないのは、定年退職で名刺交換の場面がなくなる相手や、すでに愛用の名刺入れがある相手です。現役で次の職場に進む50代の上司に向く候補です。

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ステュディオ マットブラック 名入れ|50代の転職退職に
LAMY
ステュディオ マットブラック 名入れ|50代の転職退職に

50代の転職退職で、ビジネスシーンで使い続ける相手に合う候補です。LAMY(ラミー)はドイツの筆記具ブランドで、ステュディオはステンレスの軸にプロペラ型クリップを備えた万年筆です。マットブラック仕様は派手さを抑え、職場で違和感なく使えます。

価格は名入れ込みで13,860円で、個人で贈る相場帯の上限近くに収まります。名入れは軸の側面に小さく刻印できるため、ロゴと干渉しません。

万年筆が向かないのは、すでに愛用の一本を持っている方や、書き物の習慣がない方です。「持っているか」「日常的に書く場面があるか」を事前にさりげなく確認できると、相手が毎日手に取る品に絞れます。

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ブーケ イエロー系L|形に残らない候補
秀英 - hideei -
ブーケ イエロー系L|形に残らない候補

予算を問わず成立する普遍的な候補です。3,000円台の小ぶりな花束から15,000円の大ぶりなアレンジメントまで、予算に応じて規模を調整できます。手紙を1通添えることで、品より関係性そのものを贈る形になります。

選ばれる理由は、相手の好みを問わないこと、当日その場で渡しやすいこと、他の品と組み合わせて贈り物の構成に深みを出せることの3点です。

避けたい相手はほぼいませんが、花粉症や強い香りが苦手な方には、香りの控えめな花材(ユーカリ・グリーン中心)を選びます。受け取り後の持ち帰り負担を考えると、コンパクトなブーケ型の方が当日の負担が少なくなります。

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後悔しないための贈りものノウハウ

桐箱と折り畳まれた風呂敷風の布、紅白の細い紐の束

商品を選んだ後でも、相場・のし・渡し方・タブーの4点で迷うことがあります。 ここでは個人で男性上司に贈る前提のマナーをまとめます。

相場の目安は5,000〜15,000円

個人で男性上司に贈る退職祝いの相場は、5,000〜15,000円が目安です1。 直属の上司や深い関係性の場合は、10,000〜20,000円まで上げる例もあります2。 関係性ごとの予算帯は 退職祝いの相場 に詳しくまとめています。

3,000円以下は気持ちとしては伝わるものの、 退職という人生の節目には軽く感じられることがあります。 逆に20,000円を超えると、受け取る側が気を遣うため、 個人ではなく有志でまとめる予算帯に移行します。

予算で迷う場合は、相場帯の中心である10,000円前後を基準にすると収まりがよくなります。 有志で贈る場合は人数×3,000〜5,000円で計算すると、 相場帯から外れにくくなります。

のしの書き方は「御礼」「御退職御祝」

のしは紅白蝶結びの水引が基本です5。 表書きは贈る側の関係性で選びます。

部下から上司に贈る場合は「御礼」が基本です5。 これまでお世話になったことへの謝意を表す表書きで、 退職理由(定年・転職)を問わず使えます。

定年退職を祝う気持ちを前面に出す場合は「御退職御祝」も選択肢です。 ただし、転職退職や本人の意向によらない退職の場合は、 「御祝」と書くと相手が違和感を覚えることがあります5。 迷ったら「御礼」が無難です。

渡すタイミングは送別会の場で

渡すタイミングは送別会の場が一般的です。 最終出社日に手渡す形でも問題ありませんが、 業務時間内は相手が荷物を整理している最中のため、 受け取り負担が大きくなります。

送別会の場で渡す場合は、会の後半(締めの挨拶の前後)に渡します。 複数人から個別に贈り物がある場合は、有志のまとめ役が順番を調整します。

当日に渡せない場合は、最終出社日の1週間前後に郵送します。 郵送の場合はメッセージカードを必ず同梱します。

避けたい品はハンカチ・櫛など縁起物のNG

退職祝いで避けたい品にはいくつか定番があります6

  • ハンカチ:「手巾(てぎれ)」と読み、別れを連想させます
  • 櫛:「く(苦)し(死)」の語呂で縁起が悪いとされます
  • 刃物:縁を切るイメージにつながります
  • 靴・靴下:「踏みつける」を連想させ、目上の方には不向きです
  • 現金・商品券:上司には金額が直接見える品は失礼にあたることがあります4

「お疲れ様でした」と「ご苦労様でした」の使い分けにも注意します。 「ご苦労様」は目上から目下に使う表現のため、上司には「お疲れ様でした」を使います7。 カードに書く場合も同様で、最初の挨拶で間違えると印象が大きく変わります。

場面別の追加の留意点

ここまでは男性上司全般を対象にしてきました。 場面別に追加の留意点があるケースを3つ取り上げます。

同僚男性・送別会幹事として贈る場合

同僚男性や、送別会の幹事として男性上司に贈る場合は、 個人で贈る場合とは予算と品の方向性が変わります。 有志でまとめる前提のため、1人あたり1,000〜3,000円を集め、 合計10,000〜30,000円帯で1点に絞るのが基本です4

幹事として動くときは、まず関係者の人数を固めて予算帯を決めます。 人数×単価で総額が決まり、総額からブランド・品のグレードが決まります。 20名規模で30,000円帯になればペアの食器・上位の万年筆・名入れ革小物まで届きます。

寄せ書きや花束は別枠でまとめ、贈り物本体は1点集中にすると見栄えが整います。 複数品をバラバラに渡すより、メインの1点+寄せ書き+花束の3点構成が、 受け取る側の負担も少なく、儀礼としての収まりも良くなります。

60代の男性上司への選び方

60代の男性上司は、定年退職のケースが中心です。 家での時間が増えることを前提に、嗜好品ジャンルから選ぶと相手の暮らしに馴染みます。

日本酒・焼酎・ウイスキーなど嗜好飲料は、 相手の飲酒習慣が事前に確認できれば最有力候補になります2。 飲まない方には、コーヒー器具(ハンドドリップセット・電動ミル)や、 お茶(高級煎茶・玉露の詰め合わせ)が代わりに選べます。

色味は落ち着いた濃色(深緑・濃茶・濃紺)が馴染みやすく、 素材は天然素材(木・革・陶器)の質感が60代に合います。 派手な装飾や原色のロゴは、家でくつろぐ場面に合わない傾向があります。

名入れができるおすすめジャンル

名入れができるジャンルは、退職祝いと相性が良いものに絞れます。

  • タンブラー・グラス類:底面・側面の小さな刻印が選べます
  • 万年筆・ボールペン:軸の側面に名前と日付を刻印できます
  • 革小物(名刺入れ・キーケース):内側にイニシャル箔押しができます
  • 日本酒のラベル:オリジナルラベルで名入れと日付を入れられます

名入れの位置は「目立ちすぎない場所」を選ぶと、 日常使いの妨げになりません。 表面に大きく入れると贈り物感が強くなり、 公式の場で使いにくくなることがあります。

まとめ|関連記事

木製トレーに置かれた無地のノートと万年筆、ドライフラワー

男性上司への退職祝いの要点を整理します。

  • 個人で贈る相場は5,000〜15,000円。直属の上司は10,000〜20,000円まで
  • 定年退職には嗜好品・趣味の道具、転職退職にはビジネス実用品が合う
  • 主役候補はサーモス 名入れタンブラー400ml 真空断熱(汎用性・実用性が高い)
  • のしは紅白蝶結び・表書きは「御礼」が安全。「御退職御祝」は定年向け
  • 避けたい品はハンカチ・櫛・刃物・靴下・現金。「ご苦労様」は使わない

関連する記事を置きます。

この場面の主人公の物語は 長く、静かに使われるもの で公開しています。


著者:編集部 最終確認日:2026-05-09 詳細な制作方針はこのサイトについてをご覧ください。

参考文献

Footnotes

  1. 三越伊勢丹「昇進・転勤・退職のお祝い」 2 3

  2. 三越伊勢丹MOOD MARK「上司に贈る退職祝い」 2 3 4 5

  3. 三越伊勢丹法人「男性へ贈る退職記念品」 2

  4. All About「贈り物マナーやNGなもの」 2 3

  5. リンベル ギフトコンシェルジュ「退職理由別の熨斗書き方」 2 3

  6. リンベル ギフトコンシェルジュ「贈り物のタブー」

  7. ジョブメドレー「お疲れ様/ご苦労様の使い分け」