結婚祝いにペアグラスを贈るか、決めかねていませんか。 10,000〜50,000円の帯で、新居の食卓に二人で並ぶ場面が想像できるグラスを選ぶのが現実解になります。
ペアグラスは「割れ物」のタブーが頭をよぎる一方で、結婚祝いの定番として今も選ばれ続けている品です1。 本記事ではワイン・ビール・タンブラーの3軸での選び分け、主役候補としてのバカラ、候補5点、割れ物タブーの現代解釈、のしまでをまとめます。 迷ったら、相手の新居で「二人で一緒に手に取る場面」が浮かぶグラスから絞り込めます。
結婚祝いのペアグラスの選び方
結婚祝いのペアグラスは、「相手が日常で何を飲むか」「新居の食卓に並べたときの格」「割れ物に対する相手の受け止め方」の3点で整理すると候補が絞れます。 ブランドや価格帯から先に決めると、新居で使われない1点になりがちです。
ワイン・ビール・タンブラーの3軸で考える
ペアグラスは大きく3軸に分かれます。相手の飲酒スタイルがどこに寄っているかで主役の形が決まります。
ワイングラスは、自宅でワインを開ける夫婦に向きます。脚付きで食卓の格が一段上がる一方、収納場所と洗いやすさで好みが分かれます。リーデルやバカラのワイングラスがこの軸の代表です。
ビールグラスは、晩酌が日常の二人に馴染みます。脚付きのピルスナー型、薄口のタンブラー型のどちらでも、ビールの泡立ちと喉ごしが変わるため、毎日の一杯が変わる実用品として残ります。
タンブラーは、用途を選ばない汎用性が強みです。水・ジュース・ビール・ウイスキー・焼酎まで対応し、新居で最も稼働しやすい形です。バカラのエクラやベルーガなど、結婚祝いで指名されやすい品はこの形に集中します。
迷ったらタンブラーから入る、というのが姉妹間でも友人間でも筋が通ります。理由は3軸のなかで最も日常で手に取られる頻度が高く、相手の飲酒スタイルに依存しないためです。
主役は「ブランド指名性」で選ぶ
ペアグラスは無印のものでも揃いますが、結婚祝いとして贈るなら、相手が箱を開けたときにブランドが分かる品を選びます。 ブランド指名性は、贈り主が「あなたの新生活に上質な1点を残したい」という意思を込めた証拠になり、節目の記念性が立ち上がるからです。
クリスタル分野ではバカラ・リーデル・ロブマイヤーの3社が指名性で抜けます1。和の文脈では江戸切子(田島硝子など)、現代日本の硝子作家ではスガハラがこの位置に入ります。 価格は1万円台後半から3万円台が中心で、結婚祝いの相場と無理なく重なります2。
新居の収納と洗いやすさを一度想像する
選ぶ前に、相手の新居の食器棚と食洗機の有無を想像してみます。
脚付きのワイングラスは、食器棚に高さがないと収まりません。クリスタル製は基本的に食洗機非推奨のため、手洗いが日常の二人に向きます3。 タンブラー型は積み重ねや横置きができ、扱いが軽いのが利点です。
「上質だけれど、毎日は出さない品」になるか「毎日の食卓に立つ品」になるかは、この2点で分かれます。相手の暮らし方が読めるなら、形から逆算して選ぶと外れません。
主役商品の紹介:バカラ エクラ ペアタンブラー
主役として推す候補は、バカラ(Baccarat)の エクラ ペアタンブラーです。 バカラは1764年フランス・ロレーヌ地方で創業したクリスタル製造の名門で、エクラは縦のカット模様が光を映すモダンな定番タンブラーです4。25,800円の価格帯はペアグラス相場の中央に収まり、結婚祝いの主役として「家として上質な1点を贈った」と分かる位置取りになります。
エクラ ペアタンブラー(2個セット/年号入り対応)
- ビール・ハイボール・ロック・水まで対応するタンブラー型で、新居の食卓に毎日上がる稼働率の高さ
- 縦のカットがクリスタル特有の光を反射し、新居の食卓に置いた瞬間に格が一段上がります
- 年号入り・正規メッセージカード・ラッピング対応で、結婚祝いの記念性を箱の段階から整えられます
¥25,800(楽天)
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なぜ結婚祝いのペアグラスの主役にバカラ エクラを置くのか。理由は対比型で見えてきます。
他のクリスタルブランドと比べたとき、バカラが新居の主役として際立つのは「箱を開けた瞬間の指名性」です。同じクリスタルでもリーデルはワインの実用性、ロブマイヤーは知る人ぞ知る通好みに寄ります。バカラは「結婚祝い=バカラ」という連想が広く共有されており、贈られた側が箱の段階で価値を読み取れます1。
価格帯25,800円は結婚祝いペアグラスの相場で中央〜やや上の位置に収まります2。 これより下の1万円台はカジュアル寄り、これより上の5万円超は親族間の重い祝いに寄ります。25,800円は友人・同僚・姉妹のいずれの関係性でも「家としての結びつきを示しつつ、相手に気を遣わせない」境界線です。
挙式に出席するなら、本品とご祝儀30,000円を組み合わせて全体50,000円台に収めるのが筋に合います。 出席しない場合は、本品単体で「形に残る記念品」として贈っても収まりがよく、姉妹間では現金代わりに本品を主に据える選び方も馴染みます。
候補商品5品
主役のバカラ エクラが相手に合わないと感じた場合の代替候補を5点挙げます。 3軸(ワイン・ビール・タンブラー)と価格帯を散らし、相手の新居と飲酒スタイルに合わせて選び分けられます。
ベルーガ ペアハイボール|レビュー70件超の定番
70件のレビュー実績が、結婚祝いの定番としてのベルーガの位置を物語ります。バカラのベルーガはロシア・ベルーガ鮫の卵にちなんだ名前を持つ、丸い小さなカットが特徴のハイボールグラスです。容量350ml・高さ約14cmで、ビール中瓶のグラス1杯にぴったり収まります。価格は27,500円で、ペアグラス相場の中央帯です。
エクラとの違いは、カットの形と口当たりにあります。エクラは縦の直線的なカット、ベルーガは粒状の丸いカット。手に取ったときの触感が異なるため、相手の好みが「直線的なモダン」か「粒立つ伝統」かで選び分けられます。名入れに対応するため、結婚という節目を形に残せます。
すでにバカラのグラスを持っている夫婦には、別ブランドの候補に切り替えます。エクラかベルーガかで迷ったときは、相手が普段ハイボールを飲むかどうかで決められます。
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オヴァチュア シャンパーニュ ペアグラス|ワインを開ける夫婦へ
自宅でワインを開ける夫婦の新居を想定するなら、リーデルのオヴァチュア シャンパーニュペアです。リーデルは1756年オーストリア発祥のグラスメーカーで、品種ごとにグラスを設計するワイングラスの代表的なブランドです。オヴァチュアは普段使いのシリーズで、容量260mlのシャンパーニュ型2脚が9,130円で揃います。
価格は1万円を切る位置で、結婚祝いの候補としては軽めです。ご祝儀やカタログを主にして、グラスを添える形で釣り合いを取ります。脚付きのフルートはシャンパーニュだけでなく、白ワイン・スパークリングの泡を立てる場面で稼働します。
クリスタル製のため食洗機は基本的に手洗いが推奨です3。脚付きを敬遠する夫婦には、タンブラー型の別候補(バカラ ベルーガなど)に切り替えます。
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バレリーナ ブルゴーニュ 1脚|知る人が知る最上位
1823年ウィーン創業のロブマイヤーは、ハプスブルク家の御用達として知られるグラス工房です5。バレリーナはミューズリー・ジレヘルが手がけた人気シリーズで、薄手のクリスタルが特徴。ブルゴーニュは赤ワインの香りを集める大ぶりのボウル型です。1脚34,100円とペアで揃えると7万円近くになり、結婚祝いの上限に届きます。
「ペアで2脚」ではなく「特別な1脚を2脚」として贈る選択肢として位置づけます。ワインを真剣に楽しむ夫婦、すでにバカラやリーデルを持っている相手に「もう一段上」を渡したい場面で活きます。
ブランドの知名度はバカラほど広くないため、相手がグラスに詳しくない場合は箱を開けたときの反応が控えめになることがあります。指名性で勝負するならバカラ、通好みで勝負するならロブマイヤーです。
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江戸切子 魚子(ななこ)名入れペアロックグラス|和の食卓に立つ1点
クリスタルの直線的なモダンとは別の方向を選ぶなら、江戸切子です。田島硝子は1956年創業の江戸切子工房で、職人が一点ずつ手で削り出す伝統工芸品として東京都の伝統工芸品指定を受けています6。「魚子(ななこ)」は江戸切子の代表文様の一つで、魚の卵を連ねたような細かい連続柱が光を粒立てます。容量280mlのロックグラス2脚が、名入れ・木箱入りで26,400円。
和食・日本酒・焼酎を嗜む夫婦に向き、新居が和モダンの内装ならクリスタルよりも食卓に馴染みます。名入れ対応で結婚の年月日を残せ、木箱は記念品としての格を整えます。
ブランド指名性はバカラに比べて広くはありませんが、「日本のもの作りを選んだ」という姿勢が伝わる候補です。洋食・ワイン中心の夫婦には合わないため、相手の食卓を想像してから選びます。
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デュオ オールド タンブラー|現代日本の硝子作家の1脚
「結婚祝いに高価なクリスタルは重い」と思う前に、現代日本の硝子作家から選ぶ道があります。スガハラ(Sghr)は千葉・九十九里の硝子工房で、職人が手吹きで一点ずつ仕上げる現代日本の代表的なガラスブランドです。デュオ オールドは円錐型のタンブラーで、梅酒・マッコリ・ロックなど和洋を問わず使えます。1脚4,400円、ペアで9,000円弱。
価格帯は他候補より一段軽く、結婚祝い単体としてはやや控えめです。友人代表ではなく、複数人で連名で贈る場合の1点、または現金やカタログに添える形で釣り合いが取れます。
「ブランドより手仕事」という姿勢が伝わる候補で、相手が雑誌で扱われるような暮らしの道具を好むタイプなら指名性は十分立ちます。結婚祝いの主役として置くには、本品を2セット重ねるか、別の候補と組み合わせる構成が向きます。
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後悔しないための贈りものノウハウ

ペアグラスを選んだ後でも、「割れ物タブー」「相場」「のし」「タイミング」の4点で迷うことがあります。 ここでは結婚祝いの定番として広く選ばれているペアグラスを、安心して贈るための整理をまとめます。
「割れ物タブー」の現代解釈
結婚祝いで「割れ物(ガラス・陶器)」を避けるべき、という考え方は今も語られます。「割れる」「壊れる」が結婚生活の破綻を連想させる、という縁起の話に由来します1。
ただし、現代の結婚祝いでペアグラス・ペア食器が定番として選ばれ続けているのは事実です1。
理由は2つあります。 ひとつは、本人の希望を直接確認できる関係(姉妹・友人・同僚)では、タブーよりも希望が優先されることが広く受け入れられていること7。もうひとつは、結婚祝いカタログや百貨店のギフトコーナーで、ペアグラスが堂々と「結婚祝い」のカテゴリに並んでいる事実が、現代の感覚を映していること。
タブーが今も意味を持つのは、相手と接点が薄く希望を聞けない場面、または相手の家族に縁起を重視する人がいる場面です。 それ以外なら、ペアグラスは結婚祝いの定番として選んで問題ありません。気になるなら、相手に「ペアグラスを考えているんだけど大丈夫?」と一言確認できる関係なら、その方が早く安心できます。
相場は10,000〜50,000円。関係性で取り方が変わる
結婚祝いでペアグラスを贈る場合の中心帯は、10,000〜50,000円です。関係性別の標準的な相場と重なります2。
友人へ贈る場合は、10,000〜30,000円が標準で、リーデル オヴァチュア(9,130円)からバカラ エクラ(25,800円)あたりが収まりよく入ります2。 姉妹・兄弟へ贈る場合は、30,000〜50,000円が基本で、バカラ エクラ・ベルーガ、江戸切子の名入れが中央に座ります2。 親族や上司へ贈る場合は、50,000円前後まで上げる選び方があり、ロブマイヤーや上位カタログとの組み合わせが視野に入ります2。
挙式に出席する場合は、当日のご祝儀(30,000〜50,000円)が別途必要なため、品はその範囲内に収めるか、ご祝儀と合わせて全体で釣り合いを取ります。
のしは結び切り10本・表書きは「御結婚御祝」
結婚祝いののしは、紅白の結び切り(10本)の水引が基本です8。 結び切りは一度結ぶとほどけない結び方で、「結婚は一度きり」という願いを表します8。蝶結びは何度でも結び直せるため、結婚祝いには使いません。
表書きは「寿」または「御結婚御祝」が基本です8。 4文字の「祝御結婚」は縁起の面で避ける考え方があるため、迷ったら3文字の「御結婚御祝」か「寿」を選びます8。
ペアグラスのように箱が小さい品でも、のしは省略せずに付けるのが丁寧です。販売店の多くがラッピング時にのしの希望を聞いてくれるため、注文時に「結婚祝い・結び切り・御結婚御祝」と伝えれば形が整います。
渡すタイミングは挙式の1〜2ヶ月前から1週間前まで
ペアグラスを贈るタイミングは、挙式の1〜2ヶ月前から遅くとも1週間前までが目安です8。 大安や友引などの吉日の午前中に届ける、または手渡すのが丁寧とされます8。
挙式の直前は新郎新婦が慌ただしいため避けます。 挙式に出席する場合は、当日に荷物として持参するのではなく、事前に新居へ届けます。出席しない場合や挙式自体がない場合は、入籍報告を受けてから1ヶ月以内を目安に送ると間延びしません。
場面別の追加の留意点
ペアグラスの選び方は、贈る相手との関係性で力点が変わります。代表的な3つの場面を取り上げます。
姉妹への結婚祝いのペアグラス
姉妹へペアグラスを贈る場合は、本人の希望を直接聞ける関係を活かします。「割れ物タブー」を気にする必要は基本的になく、本人が「バカラのグラスが欲しい」「江戸切子に憧れている」と話すなら、その指名買いが最も的中します。
相場は30,000〜50,000円が基本のため、バカラ エクラ・ベルーガ、江戸切子の名入れペアが中央帯に収まります2。姉妹間の結婚祝いを詳しく整理した記事は妹・姉への結婚祝いガイドにまとめています。
友人への結婚祝いのペアグラス
友人へ贈る場合は、10,000〜30,000円の帯で選びます。リーデル オヴァチュアの軽めの位置から、バカラ エクラの中央帯までが現実解です。複数人で連名にする場合は、上限を30,000円から少し上げて、上位のペアグラスを1点共同で贈る形に整えられます。
友人グループで予算3万円を集めて贈る場合の組み立て方は友人への結婚祝い 3万円ガイドで詳しく扱っています。
ペアグラス以外の食器も候補に入れる場合
「ペアグラスは割れ物だからやめておこう」と判断した場合や、相手が下戸でグラスの使用頻度が読めない場合は、ペア食器・カトラリーの候補にも視野を広げます。結婚祝いの食器全般の選び方は結婚祝いの食器ガイドを参照してください。
まとめ|関連記事

結婚祝いのペアグラスの要点を整理します。
- 軸はワイン・ビール・タンブラーの3つ。迷ったらタンブラーから入ると新居での稼働率が高い
- 主役候補はバカラ エクラ ペアタンブラー ¥25,800。指名性と相場の中央が両立する位置取り
- 候補はリーデル(ワイン)・バカラ ベルーガ(ハイボール)・ロブマイヤー(特別な1脚)・江戸切子(和の食卓)・スガハラ(手仕事)の5方向に散らせる
- 「割れ物タブー」は本人に確認できる関係なら気にしなくてよい。希望を聞ける関係こそ的中率が上がる
- のしは結び切り10本・表書きは「御結婚御祝」か「寿」。タイミングは挙式の1〜2ヶ月前から1週間前まで
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著者:編集部 最終確認日:2026-06-10 詳細な制作方針はこのサイトについてをご覧ください。

